2022年2月に「AWS Certified Data Analytics - Specialty (DAS)」に合格したので勉強の記録と所感を残します。
目次
前提知識と経験
以下のクラウド系の資格を持っています。
- AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA)
- AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP)
- AWS Certified Developer - Associate (DVA)
- Google Cloud Certified Professional Cloud Architect (PCA)
- Google Cloud Certified Professional Data Engineer (PDE)
また、仕事でも最近はAWSのサーバレスサービスを使ったシステムとソリューションの開発をしています。
受験理由
技術的好奇心と今後AWSを使っていく機会が多くなるので知識を深めていきたいためです。
今回初めてSpecialty分野を受験したのですが、GCPの類似試験であるPDEを持っていたので似た知識を活かせると考えてDASを受けることにしました。
勉強期間
2021年12月~2022年2月初週までで、実際の勉強時間は約50~60時間でしょうか。
試験概要
AWSのデータ分析ソリューションサービスの理解を問う試験になります。 試験時間:180分 問題:65問 (SAPより10問少ない) * 合格ラインスコア:750(ラインレンジ:100-1000) 詳細は公式サイトを参照してください。 試験ガイドに対象AWSサービスが載ってますが、古いためなのか実際は少し違っていたと思います。
AWS Certified Data Analytics - Specialty 認定
学習リソース
書籍
書籍で勉強するタイプなのですが、この資格の対策本は現在なかったので関係する書籍「AWSで始めるデータレイク」で基礎知識の勉強をしました。
前半はデータレイクの概要に設計論、AWSのデータ分析ソリューションの紹介があり、後半はデモシステム開発演習と各データ分析ソリューションの性能改善方法の解説があります。
当試験の範囲を網羅できて、最初の学習テキストとしてよかったです。
公式ドキュメント
「データ分析レンズ – AWS Well-Architected」を読んで、より深くAWSのデータ分析ソリューション活用のベストプラクティスを学びました。
分析レンズ - AWS Well-Architected フレームワーク - 分析レンズ
他にも、各AWSサービスの仕様を理解するため後述の問題に出てきた機能を中心に公式ドキュメントを読んでいます。
オンライン学習
・WEBサイト「WEB問題集で学習しよう(koiwaclub」の有償プランに入り、約200問を解いています。不正解の問題は解説を読み、メモを取り、理解を深めました。
・AWS無料模擬試験を2回解く。 昨年末から無料になった公式模擬試験を2回解いて、合格率を80%ぐらいまで到達しています。
試験本番
コロナ禍でしたが試験はテストセンターで受験しました。オンライン受験も選択肢にありましたが、要件を満たす試験環境を準備できないので止めています。
また運が悪かったのか、私が使ったマシンではマウスの反応がイマイチで数回クリックしないとチェックが付かない事象が発生して焦りましたが、10分ぐらい残して全ての問題を解くことができました。
所感
778点とギリギリでしたが初回で合格できて良かったです。
SAPと比較すると対象サービス数は少ないですがサービス一つ一つの仕様や機能を深く把握している必要があり、勉強範囲から漏れた仕様や機能に関する問題が出ると全く分からずカンで解くこともしばしばありました。
感覚ですが3割はカンで解いた気がします。なのでギリギリのスコアなのも納得です。個人的にはMSKやQuickSightはもう少し勉強が必要ですね。
参考サイト
・資格受験記録
AWS Certified Data Analytics – Specialty(DAS) を取得できたので振り返ってみた | DevelopersIO
AWS Certified Data Analytics - Specialty合格体験記 | フューチャー技術ブログ
AWSデータ分析資格 合格への道 | 日本能率協会グループ 株式会社 ジェーエムエーシステムズ コラムサイト
・AWS無料模擬試験の受験方法
ななななんと!AWS認定の模擬試験が無料になりました!! | DevelopersIO