TatsuyaのテクTechブログ

IT技術を中心に勉強したことを書くブログ

Google Cloud認定 Professional Data Enginnerに再認定しました

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2020年9月1日にGoogle CloudからProfessional Data Enginnerの再認定を受けました。

約1カ月の勉強期間に何をしていたかブログに残します。

 

目次

 

前提

タイトルにある通り今回は「再認定」になります。私は2018年3月に初認定を受けており、今回は認定期間切れに伴う再受験になります。そのため、GCPのデータエンジニア関連に必要なサービスの知識は一定以上は既にあった状態です。また、数年前ですがBigQueryを使ったシステム開発は業務で経験済みです。

受験理由

前にもある通り、認定期間切れもありますが、この2年間でGCPのサービスが大きく変わっていること、私自身がビックデータ系サービスに強みを持っておきたいことから今の知識体系を知っておきたいのが理由です。

勉強期間

試験勉強期間としたのは、2020年8月1日から受験日の27日までの約1カ月間です。ただ、以前から日常的にGCPのサービスアップデートを勉強会、SNSYouTubeなどでチェックは行ってはいました。

試験概要

こちらから。自分の覚えでは2019年版のため、一部のサービス名が現状と異なっているのには注意です。

cloud.google.com

コロナ禍のため、遠隔監視でオンライン受験も選択できましたが、慣れているのと集中できるためテストセンターで受験してきました。

対象サービス

後述する学習リソースを受けてもらうと分かるのですが、主に下記の分野のサービスが対象となっています。初めて受験したときは、この公式ドキュメントをよく読んでいた覚えがあります。

cloud.google.com

cloud.google.com

cloud.google.com

cloud.google.com

他にも、セキュリティ系のCloud IAMとKMS、監視系のCloud Operation(旧称:Stackdriver)も見ておいたほうが良いと思います。

ここまで読むと気づくかもしれませんが、インフラやネットワーク系のサービスは主対象ではないので、クラウドだけどインフラに強くなくても取れそうな資格だったりします。(もちろん知識として持ってたほうがいいです)

学習リソース

2年前に受験したときは公式ドキュメントと実務経験ぐらいしかなかった覚えがありますが、今は充実しているので上手に活用しています。

オンライン学習

今回私はCourseraとUdemyで学習しました。Courseraはサブスクリプション形式で受講できるオンライン学習サービスでGoogle Cloudがデータエンジニア向けコースを提供しています。

www.coursera.org

GCPでデータエンジニアリングをするために、データ処理システムの基礎から、各サービスの具体的な仕組みまで教えてくれます。試験対策にもなりますし、GCPでデータウェアハウス構築やデータ分析するにはどうすれば良いのか学びたい人にもおすすめです。試験観点で注意をするなら、2020年6月ごろに当コースがアップデートされて一部のサービス名や使い方が試験とずれが出てきているのと、個人的な感想ですが、Bigtableのキーの説明が分かりづらかったです。

www.coursera.org

試験対策のコースです。試験勉強のアプローチから、出題傾向、各サービスの知っておくべきポイントに模擬問題といたせりつくせりな気がしました。GCPのサービスは知ってるから試験対策だけしたい場合は、こっちだけで充分かもしれません。

www.udemy.com

こちらはUdemyの試験問題集です。150問(50×3)あり、時間計測と正答率も出してくれます。一通り解くことで、試験に必要な知識の把握と定着ができるのでやっておいて良かったです。

cloud.google.com

Google Cloudの公式模擬試験です。約30問あります。本試験はこれより少し難しいですが、試験前の理解具合を把握するのに良いと思います。私は試験前は約80%の正答率でした。個人的には、勉強開始時にまず模擬試験で試験範囲のイメージを掴んだ後に、他の学習リソースに着手した方が効率的かなと思っています。

ブログ

試験勉強で参考にしたブログのリンクを貼っておきます。未経験の状態からの勉強方法が載っているので、私のブログより詳しいです。(笑)

[Google 認定資格] GCP Professional Data Engineer の勉強方法と対策 | TRaiNZ

書籍

試験勉強のために読んではいないですが、役に立つ知識があった書籍を紹介します。

データ指向アプリケーションデザイン ―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理

たまたま試験勉強と並行して読んでいた技術書です。先にBigtableのキーの仕組みが分かりにくいと書きましたが、こちらでは分かりやすく書かれている章がたまたまあり参考になりました。(この本で、SSTableとLSMツリーと書かれているのがそれです。)

スケーラブルデータサイエンス データエンジニアのための実践Google Cloud Platform

GCPのデータ分析をするためのシステム構築を実際に触りながら学べる書籍です。試験対策だけなら不要かもしれませんが、構築体験をするなら結構良いと思います。

 図解即戦力 ビッグデータ分析のシステムと開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書

そもそもデータウェアハウス?、機械学習?、バッチ/ストリーム?などデータ処理システムを構成する単語や技術について、これから学ぶという初学者におすすめです。システムや技術について図と分かりやすい文章で解説してくれており、それに該当するGCP含む製品・サービス名も載っているので試験勉強にもなります。

試験本番

テストセンターではこのご時世なのでマスク着用が義務付けされていました。試験自体は見直し含めて1時間30分ぐらいで終わっています。GCPの試験は正答率は出ないため、直感ですが75%~80%ぐらいはできたんじゃないかなと感じています。

認定記念ノベルティ

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認定されると認定ロゴ入りのノベルティを1個選べます。資格によって種類が異なるのですが、Data Enginnerは現状この6点でした。新しいタンブラーが欲しいと思っていたので右上の「タンブラー、フレーム、キーボードリフトサポートセット」を申し込みました。今から届くのが楽しみです。(前はリュックを選んで今も使っています。)

このブログを見てくれた方の参考になれば幸いです。