TatsuyaのテクTechブログ

IT技術を中心に勉強したことを書くブログ

ServerlessDays Tokyo2023に参加してきました

はじめに

掲題の技術イベントに参加してきました。当イベントへは初参加だったのですが、豪華ゲストが登壇していたり、久しぶりに生で話を聴けたり、他社のエンジニアと交流できたりして良い刺激やサーバーレスに関する示唆を感じることができました。

イベント概要

サーバーレスに関するテクノロジーカンファレンスです。

日本での開催は4年ぶりとなり、海外のAWS Heroや元Amazon DynamoDB担当の方など海外からも複数のゲストが登壇しておりました。

テーマ:「もっとうまくやりたい、誰よりも上手にやりたい

日時:

 1日目カンファレンス:2023/9/23(土) 9:00-17:30*~20:00頃まで懇親会

 2日目ワークショップ:2023/9/24(日)

 *1日目のカンファレンスのみ参加

会場:クラスメソッド(日比谷フォートタワー26階)

イベントサイト&アジェンダhttps://tokyo.serverlessdays.io/

少しだけ会場の様子

serverlessdaysの旗

serverlesspressoで注文したコーヒーと予約票

AWSが会場で提供していたコーヒーです。スマホから「serverlesspresso」と呼ばれるコーヒー注文サービスを使って注文できました。 こちらにチュートリアルとコードがあります。

https://serverlessland.com/reinvent2021/serverlesspresso

セッション

メモは取っていましたが、下記のQiitaブログの方が詳細に書かれているのでリンクを貼っておきます。 セッションは3会場に別れていましたが、こちらの方のブログは私と全て同じセッションを受講しておりました。

※筆者の方には本当に感謝しております。

https://qiita.com/minorun365/items/b03fed43fabc245fad38

https://qiita.com/minorun365/items/3ea48a1bbb94f5b1d020

懇親会

ピザとお酒(私はお茶)を片手に同じテーブルになった方と受講できなかったセッションの情報交換や感想、果ては抱えている技術的課題の相談などをしました。数個でも新しい知見を得ることができてよかったです。また、話しかけた人の素性を後で知って驚くなど懇親会があるオフラインイベントらしい出会いがあったのも面白かったです。

※AWS12冠Tシャツを着ている方を数名見かけましたが、懇親会”後”に気づいたのでお話できなかったのは残念です。

所感

初めてサーバーレスと呼ばれたサービスだと言う「AWS Lambda」は今年で生誕9年目と知って、そんなに経つのかと驚きました。サーバーレスでサービスやシステムを開発する場合、パブリッククラウドにあるFaaSやPaaSに分類されるサービスとCI/CDツールを組み合わせて開発するサーバーレスのエコシステムができあがっていたように個人的に思います。AWSだとAPI Gateway、Lambda、DynamoDB、S3、EventBridge、CloudFormationといった組み合わせが一例です。

しかし、キーノートや亀田さんからのサーバーレスの変遷を聴いていると、TiDB Serverlessやmoment、Cloudflare、winglangなどパブリッククラウド以外のサービスの拡充によりサーバーレス開発のパラダイムシフトが起きつつあるなと感じました。

将来、パブリッククラウドを使わずに、「快適な開発者体験」ができるサーバーレスサービスを使って、高速なサービス開発をするのが一般的になるときがくるかもしれません。

※よくよく考えるとコンピュータの歴史では「集中」と「分散」を繰り返していると言われますが、サーバーレスならではの「分散」の時代がやってくるのかもしれませんね。