久しぶりのブログです。仕事が忙しくなり帰宅が遅いため、プライベートでの勉強時間確保が難しくなってます。
社内で初めてGCPのレクチャーを近々する必要があり、教材ないかと教えていただいたのが無料のトレーニングラボ。Google Cloudのプロダクトのハンズオンが無料でできるようです。
GCPを中心に、Googleアシスタント、FirebaseにG Suiteのハンズオンがあります。隙間時間で初めて触ってみるきっかけとして良さそうです。
料金
各トレーニングは無料なのですが、現状(2019/12/01)一部は有料(1クレジット)みたいです。随時変わっていくのかもしれないです。
有料のトレーニング
・App Engine: Qwik Start - Python
・App Engine: Qwik Start - Go
・Cloud Security Scanner: Qwik Start
(App EngineのJavaとPHPは無料なのに、言語によって違うのはなぜ?)
個人的なトレーニングラボのおすすめな進め方
一部やってみたり、一通りトレーニング内容を読んでみて、自分なら、GCP初学者にこの順序でトレーニングラボを実施させようと考えました。
1.Qwiklabs と Google Cloud Platform の概要
このトレーニングラボを実施するうえで必要なQwiklabsの説明とGCPを触るためのコンソールやCloudShellの説明があります。トレーニングラボで常に触るものなので、まず操作を覚えてもらう必要がありますね。
次からは学ぶ人が何のエンジニアをやるのかで分かれると思います。GCPだと「クラウド インフラストラクチャ」「アプリケーション開発」「データと機械学習」のカテゴリから、目的にあったものを選んで進めればよいと思います。
インフラ(クラウド)エンジニアならこのカテゴリだと思いますが、用意されているのがCloud Pub/Subのトレーニングラボ。。。いきなりメッセージングサービスは違うかと思いましたので、有料になりますがまず以下のトレーニングラボを実施するのが良いと思います。
・Cloud Shell と gcloud のスタートガイド
また、以下のコースを受講するとGCPのインフラ基礎機能を一通り触れそうです。前述したトレーニングラボも一部含まれています。
GCP概要に加えて、仮想マシン作成、GKEにロードバランサのトレーニングラボがあります。
・Baseline: Infrastructure | Qwiklabs
Cloud Storage,Cloud IAM,Stackdriver,Cloud Functions,Cloud Pub/Subのトレーニングラボがあります。
3.「アプリケーション開発」
App Engineによるアプリ開発に加えて、GCP以外のアプリ開発のハンズオンもありますが、GCPでアプリ開発をするなら以下のトレーニングラボを実施すると良いと思います。
・App Engine: Qwik Start
各言語からいずれか一つ。
・Datastore: Qwik Start
App Engineと共に使う機能になることも多いので実施しておいて良いと思います。
・Cloud Security Scanner: Qwik Start
App Engineアプリケーションの脆弱性検知の手段を知っておくために。
・Stackdriver Profiler: Qwik Start
App Engineアプリケーションのパフォーマンスの計測手段を知っておくために。
また、上記のトレーニングラボを一部含んでいる以下のコースを受講するとソース管理の方法も知ることができて良いと思います。
・Baseline: Deploy & Develop | Qwiklabs
4.「データと機械学習」
BigQueryを使う人向けのトレーニングラボになっています。
一通り実施すると良いと思います。
・BigQuery: Qwik Start - コマンドライン
・データポータルを使ったデータ探索とレポート作成
・BigQuery ウェブ UI の使用
・Google BigQuery で SQL を使用して e コマース データセットを探索する
・BigQuery でのよくある SQL エラーのトラブルシューティング
その他:
ページ下部にCourseraの1カ月無料のコースも載っています。オンデマンドトレーニングに慣れている人はこちらを受講してみるのも良いと思います。
以上。